dropbox上にアップロードした筈なのに、他のPCでダウンロードされないファイルがあることに気づきました。
具体的には、Ubuntu上で作成したファイルを共有して、いざWindows上で使おうと思ったら見つからない、と。
で、検索してみるとdropboxのサイトにこんなページが。
https://www.dropbox.com/ja/help/145
ファイルが正確に同期されていることを確認するには、コンピュータがインターネットに接続していること、そして同じ Dropbox アカウントにリンクされていることを確認してください。コンピュータが同期しても、ファイルが特定のオペレーティング システムで表示されない場合は、ファイルに何らかの問題がある可能性があります。
オペレーティング システム間で問題が発生するのは稀なことではありません。その場合、Dropbox デスクトップ アプリケーションは、そうした整合性に関する問題を調査し、その修正に努めます。修正が不可能な場合、ファイルはウェブサイトで同期されますが、互換性のないオペレーティング システム間では適切に表示されなかったり正確に機能しない場合があります。
同期エラーが生じる可能性のあるファイルを確認するには、Dropbox ウェブサイトにログインし、Dropbox の不良ファイル チェック ツールにアクセスしてください。
ほぅほぅ、と。
で、そこにある「不良ファイルを確認する」をクリックしてみます。
そうすると、
「お客様のアカウントを分析しています。お待ちください…」
という表示が出て、しばらく待たされます。
そして、出てきました。
なんかこう、ずらずらと大量に
「ファイル名に無効な文字が含まれています」
「ファイル名に無効な文字が含まれています」
「ファイル名に無効な文字が含まれています」
「ファイル名に無効な文字が含まれています」
「ファイル名に無効な文字が含まれています」
「ファイル名に無効な文字が含まれています」
と……。
で、結論としては、Ubuntuで作成したキャプチャファイルが、標準で「:」セミコロンを使っていたのが原因でした。ubuntuの標準のスクリーンキャプチャの出力ファイル名が、標準だと「Screenshot_from_20xx-xx-xx xx:xx:xx.png」となるようで、windowsではセミコロンの使用したファイルはエラーになる為、共有されなかった模様。
ちなみに、先ほどのページの下の方には、「上級ユーザー向け」という項目があり、共有されない場合について大量に事例が列挙されています。とかく、妙な形式にはしない方が良い、ということらしく。
それと、
Linux で 1 万件以上のフォルダを監視する
Linux 版の Dropbox デスクトップ アプリケーションは、デフォルト設定により 1 万件以上のフォルダを監視することはできません。制限数を超えた場合は監視されないため、同期中に無視されます。簡単な回避策として、まずターミナルを開き次を入力してください:
echo fs.inotify.max_user_watches=100000 | sudo tee -a /etc/sysctl.conf; sudo sysctl -p
このコマンドでシステムに 10 万件までのフォルダを監視するように指示することができます。コマンドを入力しパスワードを入力したら、すぐに Dropbox が同期を再開します。
という部分にはちょっと気を付けたいですね。基本だと1万件以上はダメなのかー。
とかくまぁ、共有されないと思ったら、とかくまず、
https://www.dropbox.com/ja/help/145
のリンク先の「不良ファイルを確認する」をクリックしてみるのが良いかと思います。
……というか、特に共有されていないファイルは無いと思っていても、たまには覗いてみると良いかもです。
現に私は、自分でも気づいていなかった共有されていないファイルをいくつか見つけました。危ないあぶない…。
とかく、そんなdropboxネタなのでした。